2013年3月1日金曜日

ハングルこそ最高の文字? 中国人が議論を交わす

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サーチナニュース 2013/02/28(木) 15:07
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0228&f=national_0228_031.shtml

【中国BBS】ハングルこそ最高の文字? 中国人が議論を交わす

  中国大手検索サイト百度の掲示板に「ハングルこそ世界でもっとも科学的な文字だ」というスレッドが立てられ、中国のネットユーザーたちが議論を交わした。

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  スレ主は、英語や中国語、日本語と比較して、ハングルは読み書きや意味を表現する点で有利であると主張。
 言語はコミュニケーションの道具である以上、便利なハングルを使えば何をするにも便利であるとも主張した。
 また、中国語は漢字の数が多く、しかも1つの漢字にいくつもの意味があるため学ぶうえで時間がかかり、コミュニケーションには向かない言語だと主張した。

  スレ主の主張に対して中国人ネットユーザーからは反論が多く寄せられた。

●・「ハングルのパソコンの文字は1万以上あるんだぞ。
 常用漢字よりも多い。
 表音文字のなかでも、もっとも稚拙(ちせつ)な文字だ」
●・「ハングルは語義の相違が複雑で、ハイレベルな意味を表すのが難しい。
 淘汰(とうた)されるのは必至だな」
●・「ハングルがもっとも科学的な文字ならば、なぜ韓国の憲法は漢字で注釈をつける必要があるのだ? 
 表音文字は欠陥が多いということだ」

  ほかにも
●.「中国語こそもっとも優れている。
 ネット時代の今は特にそうだ。
 タイピングがもっとも速いのが中国語だし、文法も簡単」
など、中国語の優位性を主張するユーザーもいた。
 一方、少数ながらスレ主に同調する意見もあり、
●.「母音と子音を学べば後は組み合わせるだけで読み書きができるのは教育レベル向上に有利だ」
というコメントがあった。

  韓国語(朝鮮語)は15世紀半ばまで、表記するための固有の文字を持っていなかった。
 1446年に李氏朝鮮第4代国王が公布した文字であり、子音と母音を組み合わせて文字を構成する表音文字であるハングルは学びやすいとも言われる。

  一方、韓国の周易研究専門家、イ・チャング博士は新著で、今から3600年前の遼西地域に建てられた孤竹国で鋳造されたとする貨幣「尖首刀」に、2つのハングルと思しき文字が刻まれているとし、「ハングルが3000年前から使われていた証拠を見つけた」と発表した。
  イ・チャング博士の主張に対し、中国の復旦大学の石源華教授は、「ハングルの正統的な歴史に反するものだ」と主張、
 「彼らには構わないことがベストだ」
と述べた。





【 見えない歪み 】


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