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朝鮮日報 記事入力 : 2012/12/27 08:24
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/12/27/2012122700373.html
スバルと三菱自動車、韓国から撤退へ
韓国の輸入車市場でドイツ車相手に苦戦
日本の自動車メーカー、富士重工のブランド「スバル」が、12月31日から韓国での販売を停止すると26日発表した。
三菱自動車も韓国市場から事実上撤退する見通しで、日本の中小自動車メーカーの韓国からの撤退が相次いでいる。
競争の激しい韓国の輸入車市場で不振が続き、結局撤退を余儀なくされたわけだ。
スバルは韓国進出から3年での撤退となる。
同社の韓国法人「スバル・コリア」は2009年末、高麗製鋼が100%出資して設立。
中型セダン「レガシー」、中型SUV(スポーツ多目的車)「アウトバック」「フォレスター」の3車種を販売した。
販売初年の 2010年には384台、昨年は664台が売れたが、今年は11月末現在で累積販売台数が558台にとどまっている。
スバルの撤退は日本本社の事情も影響している。
韓国法人は販売価格の引き下げが必要と判断していたが、事情の苦しい本社側は値上げを求めていたという。
スバル・コリアの関係者は
「今冬以降の追加輸入を停止した。
最近になって在庫がほとんどなくなったため、自然に販売停止という状況になった」
と説明した。
一方、三菱自動車の韓国販売代理店「CXCモータース」も近く販売中止を決定するという。
準中型車「ランサー」、中型SUV「アウトランダー」「パジェロ」などを販売しているが、今年初めから11月までの累積販売台数は61台にとどまり、事実上の「開店休業」状態だ。
業界関係者は
「「2013年式モデルの輸入がほとんどなく、来年は正常な販売が不可能な状況」として「100台ほど残っている在庫がなくなれば撤退すると聞いている」
と語った。
スバルと三菱の撤退は、このところ韓国で輸入車の販売状況に偏りが生じていることに伴う自然淘汰との見方が強い。
今年に入り、輸入車市場はBMW、ベンツ、アウディー、フォルクスワーゲンなどドイツ車が70%を占めている。
中小メーカー各社は販売不振と収益悪化により業績がひどく低迷している。
業界では日本の中小メーカーの撤退をめぐり、来年にも起こる輸入車業界の構造再編の序章にすぎないとの分析も出ている。
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【 見えない歪み 】
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