2013年2月22日金曜日

韓国30大ブランドの価値、日本の3/4:人口は4割なのに

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朝鮮日報 記事入力 : 2013/02/22 09:39
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/02/22/2013022200550.html

ウォン高持続に通貨危機リスク、経済学者が警告

 ウォン高が続けば第2の通貨危機が訪れる可能性も―。韓国経済学会など56の経済学関連学会は21日、高麗大で毎年恒例の「統合学術大会」を開いた。今年は450本の論文は発表され、ウォン高や貧困問題に関する論文が注目を集めた。

■「第2の通貨危機も」

 呉正根(オ・ジョングン)高麗大経済学科教授は「バランス為替レートの測定と政策課題」と題する論文で
 「最近20年間では、ウォンが高評価された1997 年のアジア通貨危機、2008年の世界的な金融危機で韓国経済は大きな危機に直面したが、現在ウォンは高評価されており、危機が再現する可能性がある」
と警告した。

 呉教授の試算によると、昨年第4四半期時点で韓国経済の体質からみた
 均衡レートは1ドル=1118ウォンだ。
 均衡レートとは安定的な経常黒字を維持できる為替レートを指す。
 これに対し、昨年第4四半期の平均為替レートは1090ウォンで、均衡レートに比べ2.5%ウォン高だった。
 21日は1086.20ウォンで取引を終えた。

 呉教授はまた、日本の安倍政権による円安政策が続き、今後も円相場が安値を維持すれば、問題はさらに深刻化するとした。

 呉教授は
 「ウォン相場が高評価され過ぎた局面では、例外なく経常収支の悪化で災難に直面してきた。
 現在は円安も重なり、今後1997年や2008年のような危機が再び訪れることもあり得る」
と語った。

■「人口の半数、一度は貧困転落」

 保健社会研究院のナム・サンホ研究委員は「わが国の所得移動性の現況と課題」と題する論文で、1997年から2009年までの所得が把握できる5000世帯を調べた結果、一度でも貧困を経験した世帯が全体の47%を占めたと指摘した。
 所得の中央値の50%に満たない世帯を貧困層と見なすが、世帯全体の約半数が退職や企業再編などで貧困を経験したことがあるとの結果だ。

 過去13年間に貧困を1回経験した世帯は全体の 15.5%、
 2-3回経験した世帯は12.2%で、
 13年間ずっと貧困状態にある世帯は1.2%だった。
 13年間貧困状態にある世帯の年間平均支出は 331万ウォン(約28万2000円)で、全体平均の1317万ウォン(約112万円)の4分の1にとどまった。



朝鮮日報 記事入力 : 2013/02/22 09:15
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/02/22/2013022200479.html

韓国30大ブランドの価値、日本の73%

 米国のブランドコンサルティング会社、インターブランドは21日、韓国の昨年の上位30ブランドの価値が94兆4000億ウォン(約8兆600億円)で、同年の日本の上位30ブランドの73%に相当するとの試算結果を発表した。

 韓国の上位ブランドの価値は、
 1位のサムスン電子が37兆2000億ウォン(約3兆1800億円)で他社を圧倒。
 2位は現代自動車で8兆5000億ウォン(約7300億円)、
 3位は起亜自動車で4兆6000億ウォン(約3900億円)、
 4位はSKテレコムで4兆3000億ウォン(約3700億円)、
 5位はポスコで2兆7000億ウォン(約2300億円)
だった。
 6位以下は
 KB国民銀行、
 サムスン生命保険、
 NHN、
 新韓カード、
 LG電子
の順だった。

 サムスン電子は昨年の世界100大ブランドで9位となり、初の10位圏入りを果たした。
 現代自は前年比8ランク上昇し53位、起亜自は87位で初のランク入りだった。



朝鮮日報 記事入力 : 2013/02/22 09:08
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/02/22/2013022200456.html

家計債務、再び過去最高更新

 韓国銀行は21日、2012年第4四半期の家計信用に関する報告書で、昨年末現在の家計債務が同年9月末に比べ23兆6000億ウォン(約2兆円)増加し、959兆4000億ウォン(約81兆9000億円)となり、再び過去最高を更新したと発表した。

 金融危機当時の08年第3四半期に700兆ウォン(約59兆8000億円)を突破した家計債務は増加の一途をたどり、09年第1四半期、12年第1四半期を除けば、いずれも過去最高を更新している。

 ただし、家計債務の増加率は前年同期比5.2%となり、昨年第2四半期(5.8%)、昨年第3四半期(5.4%)に比べると鈍化した。

 昨年第4四半期の家計債務のうち、融資は5.1%増の900兆6000億ウォン(約76兆9000億円)で、クレジットカード債務など販売信用が7.4%増の58兆8000億ウォン(約5兆円)だった。

 韓銀関係者は
 「取得税など不動産取引税の減免で、銀行融資が住宅ローンを中心に大幅に増加した」
と指摘した。
 第4四半期の住宅担保ローン残高は5兆4000億ウォン(約4600億円)増の316兆9000億ウォン(約27兆円)だった。


 人口、国土の比較からいうと韓国は日本の約4割。
 GDPで比較すると1/4くらい。
 ところがトップ30のブランドでは日本の約3/4になるという。
 素晴らしいことである。
 全ブランドで比較すると日本と韓国はほぼ同等ということになりそうである。
 なにか、おかしいように思うのだが。
 あまり、ささいなことは突っつかないように。

 ところでこれからみると、経済が大手の財閥企業に集中している
 言い換えるとペンシルビルみたいな経済構造になっている。
 そのペンシルビルに居住している人々は豊かになれるが、外に住む者は残念ながら生活苦に追われることになる。
 ペンシルビルも安全ではない。
 何かの拍子にポッキリと折れる可能性がある。
 日本の場合は裾野が広い砂山みたいなもの。
 一部がゴソーっととられても何とか支えられる。
 



【 見えない歪み 】


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